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インド(デリー)生活情報

 
インドの情報

デリーはもともオールドデリーのみであったが、イギリス統治下のもとでニューデリーが建設されました。また、デリー郊外である250km圏内のグルガオン・ファリダバード・ノイダ・ガージヤバードを入れてNCR(NationalCapitalRegion)と称されています。


【気候】

3月~5月までは夏のように暑い日が続きます。特に五月ごろは日中の気温が45度を超えることもあり、天気予報の気温よりも暑くなることがよくあります。ただ、乾燥しているので日陰に入れば多少は暑さをしのぐ事が出来ます。あまりの暑さに蚊と蝿が一時的に少なくなったりという現象が起きます。

6月から次第に湿度がに高くなり、雨季に移っていきます。この時期は非常にじめじめとしている為3月~5月の猛暑日よりも汗をかく事もしばしば。猛暑で参っていた蚊と蝿が元気を増してきます。
雨が降ると至る所の道が洪水のようになったり、家の中に雨水が染み込んでくることもあります。

その後、11月ごろから徐々に乾燥した冬に移行していきます。寒いときには、一桁台まで気温がさがり、1月ごろには霧が多く発生するので飛行機が欠航することもあります。


【不動産】

家を借りる方法は大きく3つに分かれます。


一軒屋の1フロアーを借りる

インドの1軒屋は通常2~4階建てになっており、その1フロアーを借りるのが一般的です。同じ1軒屋内にオーナーが住んでいることも多く、ブロックごとにセキュリティーガードを雇っていたり、家単位で雇っているケースが多いようです。家賃は住むエリアによってピンキリです。デリーはこの1軒屋の1フロアーを借りるケースが多いです


コンドミニアム

グルガオンやノイダに住む駐在員はコンドミニアムに住む場合が多いようです。コンドミニアム内にジムやプールの設備やスーパーマーケットがあるので非常に便利です。ゲートにセキュリティーガードがおり、またタワーごとにもいるので比較的安心して住すことが出来ます。また、近くにショッピングモールやマーケットがあるケースが多いので比較的住みやすい。


サービスアパート

日系はもちろんのこと韓国系・インド系のデベロッパーが経営しているサービスアパートもあります。一棟を丸ごと経営しているケースやコンドミニアムでサービスアパートを経営してるケースもあります。料金は割高となりますが、光熱費やサーバントを雇う必要もないのが楽な点といえるでしょうあ。また朝食が付いていたり、晩御飯も追加費用で用意して貰えるので、単身者・出張者には助かります。またホテルに滞在するより安価になるケースがありますので選択肢として考えても良いでしょう。


【医療・病院】

Apolo , Fortis, Maxの3つが有名な私立病院があり、医療の水準は高いと言われていますが、看護士等の水準はまだまだという声もちらほら聞こえてきます。基本的流れとしては、受付で症状を伝え、支払いを済ませた後、専門医に診察を受けます。時間によっては非常に混雑しているので事前にWEBサイト等で予約してから行く方が便利です。もし緊急を要する場合は遠慮せずに緊急用の窓口を利用しましょう。


【学校】

デリーの日本人学校は幼稚園・小・中学部が同じ敷地内にあり、多くの駐在員の子供たちはここに通っています。その他には、インターナショナルスクールもあり、そちらに通っているお子様も少なからずおられるようです。留学やインターンシップを受け入れている語学学校も多数存在しており、日系・インド系・カナダ系など色々とありますので、ご自身の予算やプランによって決めていくのが良いでしょう。


【買い物】

基本的なものは、スーパーマーケット・ショッピングモール・マーケットで手に入ります。特にこだわりが無ければ、消耗品(トイレットペーパー・ティッシュペーパー、洗剤、シャンプー、蚊取線香など)も簡単に手に入ります。


野菜

基本的に日本よりも売っている種類が少なく、モノも小さいのですが、逆に玉ねぎやジャガイモ・トマトなど、インドの食卓によく出てくるものは安く手に入ります。


肉類

鶏肉はどこでも手に入りやすい。鶏肉の次に手に入りやすいのがマトン(羊肉)。インドの肉屋の多くは鶏肉とマトン(羊肉)を取り扱っています。

豚肉はローカルマーケットにも生肉で売っているとこもありますが、冷凍物が高級スーパーに売っている事が多いです。

牛肉は基本的に手に入れることが難しいですが、バッファロー(水牛)であれば以外と簡単に手に入ります。イスラム系の方々が住んでいるエリアに行くと、普通に生肉が売られていますので、自分が欲しい部位を伝えて買うことが出来ます。ちなみに牛タンなども売っていますので、機会があれば試してみると良いでしょう。

魚はたまに路上で売っていたりもしますが、基本的には高級スーパーか、一部の大きなマーケットでしか売っていません。

輸入食品は全般的に割高で、日本で購入するよりも高いケースが多いのが現状です。


【交通】

交通の選択肢としては、バス・メトロ・タクシー・オートリキシャ・サイクルリキシャがあります。


バス

バスは、デリーを熟知していないとなかなか乗りこなすのが困難です。
最終地点はバスの先端上部に書いてあるものの、時刻表・行き先案内図が無い為どこに止まるのかが分かりません。バス停で待っている人に聞くか、バスの運転手(乗務員)に目的地のバス停に止まるかどうかを聞くのかが良いでしょう。

緑のバスはエアコンなしで、赤のバスはエアコンあり。エアコンが効いている赤色のバスの方が運賃が割高となります。
最近は民間のオレンジ色のバスも運行しており、バスに乗ると乗務員(バスの後方にいる、特に制服はきていない)に行き先を告げ運賃を支払います。ちなみに右が男性席で左が女性席になりますので覚えておきましょう。


メトロ

メトロは、主要なところを通っているので使いこなせばかなり便利です。
駅にカウンターがあるので、そこで行き先の駅名を伝えチケット(コイン)と引き換えます。駅によってはかなり並んでいることがあるので、頻繁に利用する場合はTravelCard(チャージ式)を購入するのが良いでしょう。また時間帯や行き先によって、日本と同じく混み合うこともあるので時には覚悟が必要です、、、


タクシー

タクシーは、基本的に電話やインターネットで連絡して呼ぶのが一般的です。
近くにいれば直ぐに捕まるのですが、だいたい30分ぐらい掛かることが多いですですが、ちゃんとメーターで走ってくれるので安心感はあります。流しのタクシーに乗れる可能性は極めて低く、乗れてもメーターを使ってくれずに交渉になるケースが多いです。


オートリキシャ

オートリキシャは、メーターで行ってくれる場合と交渉になるケースがあります。
そもそも交渉の場合は運転手に目的地に辿り着く自身が無い時が多いので、あえて高い運賃を言っていることもよくあります。それぐらいあれば行けるだろう感覚で言ってきます。
とりあえず、メーターで行ってもらい目的地までどのぐらいするのかを知った方がいいので、運転手にメーターに+20Rsくらいで行ってくれと交渉すると良いでしょう。
その他に夜間や観光スポットは、必ずといっていいほど高く吹っかけられるので注意が必要です。


サイクルリキシャ

サイクルリキシャは、近距離用に利用します。
エリアによっては居ない事が多いです。乗り心地は良くないのですが、一生懸命に漕いでいる運転手を見ると思わず応援したくなります。
その他に、1日タクシーをレンタルする事も可能です。車種・走行距離・時間で料金が事なります。駐在員で常駐されている方々は1ヶ月単位等で契約し利用している事が多いようです。


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